マラウイ・リロングウェ市内カネンゴ変電所引き渡し式の開催
2024年5月7日、「リロングウェ市における変電所改修計画」(日本政府無償資金協力)により建設された
カネンゴ変電所の引き渡し式が開催されました。
式典には、在マラウイ日本大使館の大矢洋一特命全権大使、マラウイエネルギー省のIbrahim Matola大臣、
マラウイ電力公社のKamkwamba Kumwenda最高経営責任者が列席されました。
株式会社東光高岳(本社:東京都江東区、代表取締役社長:一ノ瀬貴士)のグループ会社である
タカオカエンジニアリング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:市川 昭彦、以下TEC)は、
2022年3月にマラウイ電力公社と「リロングウェ市における変電所改修計画」の契約(契約金額 2,612百万円)
を締結しました。本計画は、無償資金協力案件ではTECとして初となる単独名義での契約で、TECは多国籍にわたる
パートナー企業と協働し、エンジニアリング、土木・建築工事、電気機器等の調達・輸送・据え付けの業務を
一括EPC(※)ベースで、請け負いました。(式典には、契約者を代表して、TEC社長の市川が列席しました。)
本計画は、リロングウェ市の中核変電所であるオールドタウン変電所とカネンゴ変電所の改修・建替えにより
電力供給能力を改善し、市民生活の向上や各種産業の活性化、外国企業の誘致促進などに寄与するものです。
本年3月6日にオールドタウン変電所の引き渡し式が開催されており、本計画全体を契約工期通りに完工しました。
今後も発展が見込まれるアフリカ諸国において、電力分野のプロジェクトに積極的に取組むことにより、
地域住民の生活改善と経済発展に貢献する努力を続けて参ります。
右から、Million Mafuta電力局長(エネルギー省)、市川昭彦(タカオカエンジニアリング代表取締役社長)、 Ibrahim Matola大臣(エネルギー省)、大矢洋一特命全権大使、Morgan Tembo取締役会議長 (マラウイ電力公社)、Innocent Mtapaonga 取締役(マラウイ電力公社) |
カネンゴ変電所(2024 年5 月2 日竣工) |
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※ EPC: Engineering(設計), Procurement(調達), and Construction(建設)の略称
■マラウイ共和国基礎データ |