バヌアツ共和国向け水力発電施設建設計画を受注
株式会社東光高岳(代表取締役社長:一ノ瀬貴士、本社:東京都江東区)の子会社であるタカオカ
エンジニアリング株式会社(以下 TEC、代表取締役社長:市川昭彦、本社:東京都千代田区)は、
この度、大日本土木株式会社(代表取締役社長:松 雅彦)がバヌアツ共和国・気候変動適応省から
受注した「サント島における水力発電施設建設計画(以下 本計画)」向けに、500kW水車発電機
(2台)、配電盤、変圧器、監視制御システムなど電気設備一式を受注しました。本計画は、
日本政府無償資金協力により実施されるもので、2027年3月に完工予定です。
本計画は、サント島サラカタ川において、新規流込み式小水力発電施設等を建設することにより、
増大する電力需要に対応するとともに、クリーンかつ安定的な電力供給を実現し、輸入化石燃料への
依存軽減を図るものです。これにより、産業活動・市民生活レベルの向上及び気候変動対策(緩和)
を通じた同国の経済インフラの脆弱性の克服に寄与することが期待されます。
TECは、2023年7月にキリバス共和国、8月にツバルにおいて、電力供給安定化のための支援
(日本政府無償資金協力「経済社会開発計画」)を完工しています。今後も大洋州地域における
市民生活の向上と経済発展に貢献できるように、引き続き積極的に営業展開を行う予定です。
完成予想図 | 大洋州地域における契約実績国 |